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“解散する”という動詞は、“ザ・バンドがメンバーの相次ぐ死去によってなしくずし的に解散した”、といった使われかたが一般的なので、自動詞なのだと考えてさしつかえないものと考えれらる。“○○○さんがキレてアーリー・タイムス・ストリングス・バンドを解散した”とか、“はちみつぱいが解散されてから30年以上になる”なんてふつういわないから、他動詞としての用法に日常的に接する機会はまずない。他動詞としての“解散する”が突如噴出するのは、衆議院解散のときぐらいではないだろうか。2005年8月9日の朝日新聞朝刊1面の小泉首相の写真に附せられたキャプションには、“衆議院を解散し、議場に一礼する小泉首相”とある。しかし8日の衆議院本会議で河野議長は“日本国憲法7条により衆議院を解散する”と述べていたから、衆議院を解散した主体は、内閣の助言と承認を受けた天皇だわな。それはまあいいとして、日本国憲法7条に天皇の国事行為として“衆議院を解散すること。”が挙げられているのであるから、護憲派のみなさんは、“解散する”という動詞が他動詞として用いられることには堪えられない、などと文句をいってはいけないのである。TVのアナウンサーが“衆議院が解散されました”といっても、その表現を容認しなければならない。 ところで、その筋の世界では“涙をのんで組を解散する”などといった表現があったような気がする。衆議院と一緒にされては迷惑かもしれないが、ほかに用例が思い浮かばなかったのじゃけん、ここはひとつ許してつかあさいよ。
by zuikei
| 2005-08-10 21:39
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