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mixi に入れてもらったのであちこちのコミュニティに参加したいと思う。しかし自分はコミュニケーションの能力に劣っているという自覚があり、なかなかコミュニティに入ることができない。今回意を決して加入した“フォーク・ジャンボリー”という名称のコミュニティは、“フォーク・ジャンボリー”というイベント関連のコミュニティである。斉藤哲夫氏が仕切っているといわれているこのイベントは、2004年の12月10日の大岡山における出演者多数のライヴからはじまったものらしい。その月の上旬の前半に、高円寺のライヴハウスで、斉藤哲夫氏からその大岡山のライヴの宣伝ハガキを頂戴した記憶がある。行きはしなかったが。それはいいとして、“フォーク・ジャンボリー”のコミュニティのトップページには、参加ミュージシャンの“オフィッシャルページ”が紹介されていてすこぶる便利である。野澤享司氏の“オフィッシャルページ”もあった。そこでどんなところだろうと思ってのぞいてみたら、前から知っているところで、ある個人の運営しているサイトの中にある野澤享司氏に関するページであった。ここは“DISCOGRAPHY”が秀逸である。曲名を微妙にずらして書いてあったりするのだ。サードアルバムのページではこんなふうである。 哀しみはBluesで 【zuikei 註】 “悲しみ”ではなくて“哀しみ”と書きたいときもあるのだろう。単純な変換ミスとは言い切れないものがここにある。このページの作成者の深い思いを読み取りたい。 大地の躍動 【zuikei 註】 たしかに躍動感あふれる曲だ。震度6強以上の感じがする。マイナスイオンも大放出である。 それでもzLucyは空に 【zuikei 註】 “z”の1字が挿入されただけで、よりサイケ度が高くなった。中にはズルズルと続く野澤享司氏の迷宮世界MCを思い起こすヒトもいるのではないか。 てなわけで、こんな調子で訪問者を楽しませてくれるのだ。わずかなズレが新たなイマジネーションの源泉となる。ふだんは見過ごしがちな楽曲名であるが、ただの情報にすぎないなどといってバカにしてはいけない。こういうちょっとした加工で、独立した“作品”たり得ているのである。
by zuikei
| 2006-03-05 00:13
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