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前項 ステレオタイプという行き方 のところで、形容動詞の動詞化について述べた。それでは動詞が形容動詞化するということもありそうである。品詞の相互乗り入れが進展して、ニホン語はますます豊かになっていくのだ。そこで、最近の映画のタイトルから、動詞が形容動詞化した例を挙げてみたい。 敬愛なるベートーヴェン “敬愛する”という動詞が、ここでは形容動詞化して、“敬愛なる”という連体形で使用されている。しかしこの語に“××は敬愛なり”とか“××は敬愛だ”といった終止形の用例はあるのだろうか。そういう表現はあり得ないということになると、この“敬愛なる”はヘンな形容動詞だということになってしまうのだが、これは“親愛なる”と同様、終止形の存在しない特殊な形容動詞として容認されるべき語なのであろう。
by zuikei
| 2007-01-18 11:03
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