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本年1月16日付の当ブログの記事 ほんのひと頃まで において、泉麻人氏の文章中にみられる“ほんのひと頃まで”という表現を紹介し、“他の用例がみつからないので、この表現については検討のしようがない。新たな用例がいくつかみつかった時点で、改めて検討してみようと思っている。”と述べた。その後、この表現に遭遇することなく平穏な日日を送っていたのであるが、本年5月28日付の朝日新聞朝刊東京版の記事“「道案内料百円ナリ」の店”(連載のタイトルは“泉麻人の東京版博物館”となっている)に“ほんのひと頃まで”をみつけたので、その部分を含む段落を引用する。筆者は泉麻人氏だが、泉氏の“浅草の古い友人”の発言として直接話法で引かれた部分にみられるものである。 亀吉さんのメイにあたるという元気なおかみさんが話に立ち会ってくださった。友人は「ほんのひと頃まで看板出てたよ」といっていたが、実際掲示されていたのは二年か三年くらいらしいというから、よほど印象が強かったのだろう。 泉麻人氏が“浅草の古い友人”の発言を正確に記述したのだとするならば、“ほんのひと頃まで”という表現を用いる人物が少なくとも二人は存在するということになる。ただし、この文中で“浅草の古い友人”と称されている人物をつかまえて、あなたは本当に“ほんのひと頃まで”と発言されたのですか、と問い詰めたら、そんな表現は使ったことがない、などとおっしゃるかもしれない。やはり別のヒトの用例をさがす必要があるだろう。
by zuikei
| 2006-05-28 15:19
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